院長ストーリー整体師への道

「一生このままなのかな…」

20代の頃、私は自分の将来に絶望していました。

こんにちは。院長の森鎌です。 私がなぜ整体師になったのか、その「原点」について少しお話しさせてください。

若くして失った「当たり前の日常」

奈良の田舎で育ち、現在は尼崎で家族と暮らす私ですが、20代の頃は今の姿からは想像できないほどボロボロでした。 きっかけは、20歳の時のぎっくり腰。 整形外科で「ヘルニアの疑い」と言われ、湿布を貼っても痛みは引かず、やがて右足には痺れが出始めました。

夜寝ていても、ふくらはぎに「ズーン」と響く鈍い痛み。 営業の仕事をしても、腰が痛くてまともに働けない。 「この若さでこれなら、将来はどうなってしまうんだろう」 来る日も来る日も、そんな不安ばかり抱えていました。

「どうせ治らない」からの大逆転

整形外科、整骨院、鍼灸、マッサージ…あらゆる治療を試しましたが、結果は出ません。 「もう退職するしかない」と覚悟を決めた頃、両親の勧めでカイロプラクティックに出会いました。

正直、最初は全く期待していませんでした。 「この痛みを何とかできるものならしてみろ！」 当時の私は、そんなふてぶてしい態度で施術を受けたことを覚えています(笑)。

しかし、そこでの施術は魔法ではありませんでしたが、確実に私の体を変えてくれました。 後ろに反れなかった腰が、反れるようになる。 仰向けで眠れるようになる。 一つ一つ、「できること」が増えていき、8ヶ月後には痛みも痺れも消え去っていました。

私の天職

「仕事もまた頑張れるな！」と同僚は喜んでくれましたが、私の決意は固まっていました。 「私と同じように苦しんでいる人を、今度は私が救いたい」 その一心で、私は治療家の道を志しました。

もし私が腰痛になっていなかったら、別の人生を歩んでいたでしょう。 でも、あの苦しみを知っている私だからこそ、あなたの痛みに寄り添えるのだと信じています。

今、痛みで何かを諦めかけているあなたへ。 大丈夫です。身体は必ず変わります。 かつての私がそうだったように、今度はあなたが元気になる番です。私が全力でサポートします。