めまいは、姿勢のバランスを保つ機能に異常をきたして起こります。

グルグル目が回る回転性めまいは、天井や周りの景色が回って見える他、難聴、耳の詰まった感じ、耳鳴りがあります。

急に起こることが多く、吐き気を催すことも多くみられます。

めまいが起こっている間は動けないこともあります。

また、ふらふらとふらつく浮動性めまいは、まっすぐに歩けないという症状の他、頭痛、
手足のしびれ、手足の麻痺が現れることがあります。

浮動性めまいも急に起こります。
他にクラッとする立ちくらみのようなめまいは、目の周りが急に暗くなったり、白く見え
たりします。

立ちくらみの様なめまいは、しゃがんだりしていれば、すぐ改善することも多く、急激に動くなど体を動かすことを誘因に起こることがあります。
 

どのめまいについても、少し安静していればおさまるめまいもあれば、起き上がることもできなくなるめまいもあります。

めまいが起こる原因には、大きく3つに分けることができます。

まず、耳の異常です。
めまいが起こる原因となる耳の病気は

①良性発作性頭位めまい症
内耳に、身体のバランスを調整する三半規管、耳石器と呼ばれるところがあります。

この三半規管にたんぱく質が溜まってリンパ液の流れが悪くなることや耳石器から小さな耳石が加齢や外傷などで動き、調整機能が崩れることで起こります。

同じ向きでなる人に起こりやすいと言われています。

また、中耳炎や頭を打ったことがある方にも起こりやすいという報告があります。

②メニエル病
内耳にある内リンパ液が過剰に増え、内リンパ腫になって起こりますが、何が原因でリンパ液が過剰に増えるのかわかっていません。

医学的にはめまいが起こる原因は耳や脳にあって様々な病名がつきますが、結局は本当の原因はあまりわかっていません。

しかし、カイロプラクティック的にはめまいが起こるのは自律神経の乱れがほとんどです。
 

そのため整体の調整的には頭蓋と首を調整します。

頭蓋を調整すると頭の中を流れている脳脊髄液の循環が改善し、自律神経系の問題が改善していきます。
そして実際にこうした調整でめまいは改善していきます。