中年以降のテニスをされる方に多く見られ、テニスが肘の外側に強い負担がかかるので、
テニス肘と言われています。

テニスだけでなく、ラケットを使うスポーツをされている方にも見られます。

状態は多くの場合、安静時には痛みはありませんが次の動作をすると、肘の外側から手首にかけて痛みが見られます。
・物をつかんで持ち上げる動作
・タオルをしぼる
・握手する
・ドアノブを回す
男性と比べると筋力の弱い女性や子供多く見られる傾向があります。

テニス肘は手首や腕の使い過ぎが原因で起こります。

テニスのプレー中では、力任せにラケットを振ることによって、手の関節や周りの筋肉にも負担がかかり、炎症が起こります。

力任せに振るということで考えるとテニス初心者にも起こりやすいです。

ラケットが重い、ラケットを振るフォームが悪いということも肘に負担がかかる原因となります。

テニス肘に対しては肘の関節矯正と周辺の筋肉の調整は必要なことですが、肘だけの問題ではなく肩甲骨や体幹のバランスを整えることも必要です。

また日常生活動作の中でも肘に負担をかける動きをしていることが多いので、生活面からも改善が必要です。